片柳弘史『やさしさの贈り物』より

疲れたとき


あせらずに 103日より

心のエンジンは、燃料が一定の量までたまらないとかかりません。無理をして燃料を底まで使い切ってしまうと、燃料が十分にたまるまで、何もする気が起きなくなってしまうのです。あせらずに、心の燃料、命の力が満ちるのを待ちましょう。

 

まずよく眠る 116日より

寝不足で判断力が鈍ると、ささいなことが実際よりずっと大きな問題に見えます。何が本当に大切なことかが分からなくなるので、考えれば考えるほど混乱するばかり。そんなときは、よく眠って、頭をすっきりさせるのが一番です。

 

体のストライキ 1118日より

体がいつでも自分の言うことを聞くと思ったら、それは大きな間違い。無理に働かせ続ければ、そのうちストライキを起こします。自分の体でさえ自分の思った通りにはならない。そのことを忘れず、謙虚な心で体とつきあってゆきましょう。