片柳弘史『やさしさの贈り物』より

新しい一日 122日より

「今日も、どうせまた同じ一日だ」と思って始めれば、実際に、何の変化もない一日になります。「昨日と違う一日の始まりだ。気持ちを切り替え、できる限りのことをしてみよう」と思って始めれば、その日から新しい何かが始まります。

 

使命に気づく 1211日より

自己実現とは、自分の思い描いた通りの自分になることではありません。自己実現とは、自分に与えられた使命に気づき、本当の自分になるということ。使命に気づくとき、自分でさえまだ知らない本当の自分が、わたしたちの中で目を覚まします。

 

自分のゴール 12月21日より

途中で誰かに追い越されても、嘆く必要はありません。そもそもわたしたちは、一人ひとり違うゴールを目指しているからです。大切なのは、他人を追いかけて、自分の道から外れないこと。自分の道を走って、自分のゴールにたどり着くことです。

 

幸せな人生 1231日より

飛び上がるほど大きな幸せは、一生のうち何度もありません。幸せな人とは、何もない日々の中に喜びを見つけ、一日一日を感謝して生きられる人。幸せな人生とは、大きな幸せに満たされた数日と、小さな幸せに満たされた無数の日々のことです。